中途採用が成功するサイト制作のコツ3つ｜デザインの参考になるページを紹介

中途採用に限らず、採用においてサイトはかなり重要な役割を担っています。

求職者の転職方法は多様化しており、就活イベントや転職サイト・SNSなどさまざまです。しかし、どの転職方法でも求職者が目にするのは採用サイトとなっています。

株式会社リクルートが2019年7月に公開した調査結果によると、求職者の約8割は求人メディアと併せて企業の採用サイトを閲覧していました。さらには、採用サイトを閲覧した求職者の約6割が応募意欲が向上したとのことです。

これより、採用サイトはただ求人情報を記載するページなのではなく、求職者の応募意欲を高めることに効果的であることがわかるでしょう。中途採用を成功させるのであれば、中途採用サイトで自社の情報や魅力をいかに伝えるかが重要となります。
 

中途採用を成功させるためには、サイトに求職者が必要とするコンテンツを漏れなく記載しなければなりません。求職者が採用サイトで必ず確認するコンテンツは、以下の通りです。

• 企業データや事業内容など企業の基本情報
• 福利厚生などの社内制度
• オフィス環境
• 職種や業務内容・給与など募集要項

しかし、上記のコンテンツは多くの採用サイトが記載しているため、他社の採用サイトとの差別化が難しくなっています。

そのようなときには、社長や社員などに関するコンテンツを記載することがおすすめです。オリジナルコンテンツを記載することで差別化を図れるだけではなく、「この人たちと働きたい」と思ってもらえれば、求職者の応募意欲を高められます。
 

これまで中途採用におけるサイト制作の重要性や必要なコンテンツについて説明しました。次にこの章では、中途採用を成功させるサイト制作のコツを3つ紹介します。

紹介するコツは、次の通りです。

• スマートフォンによる閲覧を考慮する
• 待遇などニーズの高い情報を記載する
• サイト制作サービスを利用する

これから順番に説明していきます。
 

中途採用サイトはスマートフォンでも問題なく閲覧できるように設計しましょう。求職者は本業の昼休みや通勤時にスマートフォンから求人情報を確認することが多いからです。

採用サイトがスマートフォンに対応していない場合、文字が小さ過ぎて読みづらくなってしまいます。また、ボタンも小さくなって押しにくくなり、ページを移動できないという問題も発生するでしょう。

どれだけ採用サイトのコンテンツが充実していたとしても、操作性に大きな問題があれば、求職者はストレスを感じて離脱してしまいます。せっかくの応募の機会を失わないためにも、PCだけではなく、スマートフォンにも採用サイトを対応させておきましょう。
 

企業が伝えたい情報と求職者が知りたい情報が必ずしも同じであるとは限りません。求職者に企業理念を通して価値観を理解してもらいたいと思っていたとしても、求職者は待遇や仕事内容・キャリアパスが最も知りたいと思っている場合があるからです。

特に中途採用の場合は、求職者は社会人経験があることが想定されるため、新卒採用以上に待遇や昇給などの情報が求められます。前職や現職よりも条件が良いかどうかで応募するか検討することが一般的だからです。

企業の魅力や理念を採用サイトで伝えることも重要ですが、それらの情報を優先するあまり求職者の求める情報を落とさないように注意してください。
 

サイト制作を制作会社に外注すると、高品質の中途採用サイトを制作してもらえるため、中途採用が成功しやすくなります。

制作会社はさまざまな業界のサイトを制作している経験があり、どのようなサイトが目的達成に効果があるのかを知っています。中途採用の場合も例外ではなく、中途採用の求職者に適したデザイン設計をおこなってくれるのです。

その他にも、本業に集中できたり、運用を代行してもらえたりといったメリットもあります。

ちなみに、当社ハイファクトリでは採用専門サイトの制作をおこなっています。8ページ程度であれば198,000円～と低価格で依頼できるため、採用サイトの制作を検討している方はぜひサービスの利用をご検討ください。
 

これまで中途採用を成功させるサイト制作のコツを説明しました。この章では、中途採用サイトのデザインの参考になるページを3つ紹介します。

紹介する採用サイトは、以下の通りです。

• ヤマト住建株式会社
• 株式会社キャリアデザインセンター
• 株式会社講談社

これより一つずつ特徴を紹介していきます。
 

ヤマト住建株式会社の公式サイトでデザインを確認する
ヤマト住建株式会社は、注文住宅事業や分譲住宅事業などをおこなっている会社です。

ヤマト住建株式会社の採用サイトは、上部で「会社案内」や「福利厚生」「キャリアパス」のページに切り替えられるようになっています。採用ページを1ページで終わらせるのではなく、1ページずつに各種情報を記載することで、求職者の知りたい情報を十分に記載できているのです。

また、社員のインタビューページも用意されており、どのような職場なのかイメージしやすくなっています。
 

株式会社キャリアデザインセンターの公式サイトでデザインを確認する
株式会社キャリアデザインセンターは、キャリア転職の専門情報サイト「type」などを運営している会社です。

株式会社キャリアデザインセンターの採用サイトは、人事制度の情報を先頭に記載しています。ニーズの高い情報を最初に配置することで、求職者がページから離脱しにくくなるのです。

また、実際に株式会社キャリアデザインセンターに転職した人から匿名で集めたアンケートも公開しています。昇進までにかかった期間や年収の変化など、求職者にとって気になるものの、面接では聞きにくい情報が記載されている点も特徴です。
 

株式会社講談社の公式サイトでデザインを確認する
株式会社講談社は、雑誌や書籍・コミックの出版や販売をおこなっている会社です。

上部に設置されている「募集部門」や「応募方法」「採用スケジュール」などの文字をクリックすると、該当部分まで下にスクロールされるようになっています。知りたい情報を手動でスクロールして探す手間がかからないのです。

また、募集部門ごとにイメージ画像が設定されており、どの部門の募集要項を確認しているのか一目で把握できます。操作を誤って、知らぬうちに関係のない部門の募集要項を見ていたなんてことを防げるのです。
 

本記事では中途採用を成功させるサイト制作のコツを紹介しました。紹介したサイト制作のコツは、以下の通りです。

• スマートフォンによる閲覧を考慮する
• 待遇などニーズの高い情報を記載する
• サイト制作サービスを利用する

自社でも中途採用サイトは制作できますが、少ない労力で高品質のサイトを制作したいのであれば、制作会社への外注がおすすめです。費用はかかってしまうものの、本業に集中できたり、効果的なサイトを制作してもらえたりするメリットがあります。

ぜひ本記事で紹介した参考ページも参考にして、中途採用サイトの制作を成功させてください。